今日のグリーンカーテンとダメな自分 ― 2020/09/01
私的東海道五十三次 日本橋〜品川宿 その1 ― 2020/09/02
いろんなブログで徒歩旅行の記事を読んで、東海道や四国遍路を徒歩でしたいと思ったが、いまの自身の状況やこのコロナ禍では実現できず指をくわえていたのである。
それでも少しでも前向きに、旅が分割になってでも進めようと日本橋にやってきたのが今日である。
日本橋には道路元標があるのだけどあらためてしっかり眺めたことはなかった。なるほど超一等地というのに場所を確保して大袈裟なことになっているな。京都までは503kmということで、きょう東海道を8km進めることができれば全体の1.5%ということになることが分かる。
しかしこの時点でさっそく自分はめげているのだ、なぜかってそれは満員電車が原因だ。
たった半年前まで毎日乗っていたのに、ピークを外して乗っていた今朝でさえ気持ち悪くなってしまうという貧弱さである。まったく自己嫌悪だ。
日本橋西川が閉店セールをしている。このエッジの美しい百尺規制ビルも日本橋の再開発で建て替えになるとのことだ。
過去の建築基準である百尺(高さ33m)のビルは美しい外観のものが多い。とくに都心だと古いにも関わらずメンテナンスがしっかりしている建物が多いのが嬉しい、上の写真は柳屋ビルである。
どうしても建物ばかりをみて歩いてしまうな。
私的東海道五十三次 日本橋〜品川宿 その2 ― 2020/09/03
外国を旅行すると、都市によって必ず歩くことがある場所がある。たとえばシンガポールのオーチャードロードだったり、バンコクのカオサン通りだったり、パリのシャンゼリゼ通りだったりする。それが東京だと中央通りなのかもしれない。
中央通りの日本橋エリアは間違いなく高島屋がランドマークだが、外国人が写真を撮ることはあっても自分があらためて見る機会は少なかったように思ったのだ。
見直してみると異国情緒ある良い場所だなと正直に思えたのだ。日本らしい景色とは言えないが東京らしい景色と言えるものだ。
ただこのあと通過した銀座は次の写真のような風景だった。
なんだか味気ないのである。
もちろん銀座の写真は一番端である一丁目のもので、日本橋の中心と比べるのは酷かもしれないが、銀座といえば銀座であり日本屈指の繁華街なのである。
平日の朝10時とは言え、去年であれば観光バスが列をなして並び、百貨店には外国人買い物客が多くみられたのがすでに懐かしくも思われる。
銀座の面目を保つため、定番中の定番である和光を載せておくことにする。この建物、写真で見られることはかなり多いと思うのだが入ったことのある人は意外に少ないのではないかと思う。超高級百貨店である。
銀座の南の端にはカフェーパウリスタがある。銀ブラの語源になったという説があるこの老舗喫茶店は「カフェ」ではなく「カフェー」と呼びたい。いまから100年以上前に佐々紅華が作った「カフェーの夜」という歌劇があるのだがその挿入曲に「コロッケーの歌」というのがある。この「ー」の使い方は時代なのかセンスなのか分からないが、自分にはまだ使いこなせる気がしていないのだ。
体重計の進化、身体の退化 ― 2020/09/04
古い体重計がいよいよ限界になったのである。そこで新しくデジタル式の体重計を手に入れたのだ。
これに似た機種である。
体重以外にもBMIやら体脂肪率やら余計なものが測れるのである。しかも前回と数値を比べてくれるというお節介機能まで搭載されているのだ。
で、測定結果を赤裸々に書くと
体重77.0kg
BMI 27.1
体脂21.4%
筋肉57.4kg
となった。
この数値の中身はよく理解していないところもあるが、泥縄的にネットで調べてみるとBMIと体脂肪率は多少高い模様だ。というわけで
BMI 27.1 ←当面25以下を目標
体脂21.4% ←当面20%以下を目標
ということで進めてみるかなと。
明日からの日記の文末に呪文のように結果をメモしていくかもしれませぬ。
私的東海道五十三次 日本橋〜品川宿 その3 ― 2020/09/05
銀座を過ぎると新橋になるのである。
新橋の交差点にあるこのカレー屋はバルチックカレーという店だったはずだが別のカレー屋になっていた。気になって調べてみるとWikipediaには何やらキナ臭いことが書いてあるのだ、詳しくはそちらを参照されたい。
どうでもいい話だが「咖喱」は「カリー」と読ませたい気がする、ピザをピッツァと読ませるように美味しくなるような気がするのだ。あくまで気がするだけだが。
前の写真の右奥に新橋駅前ビルが写っている。これもなかなかドラマチックなビルである。
なんだこの辛気臭いビルはと思われるかもしれないが、新橋を訪れたらこのビルの地下に行ってみて欲しい。ここには昭和が色濃く残っているのだ。ただし再来年には解体されるようなのでこの雰囲気が維持されるのもあと1年といったところだろう。
さらに進むと大門の交差点までたどり着く。交差点の下には大門駅があるが浜松町駅も近い。写真の黒い高層ビルは世界貿易センタービルだがこれも来年に解体が始まるのだ。記憶が正しければ日本で2番目に建てられた超高層ビルである。ちなみにジョイサウンドの左のすこし汚れた建物は秋田屋という飲み屋で、このエリアのサラリーマンで知らない人は居ないという超有名店である。
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