おっさん無職になった ― 2020/11/03
ブログタイトルがついに現実となった。そう、先月末日付けで会社を退職したのである。
しかしまあ呆気ないもので有った。名のある大企業に中途で滑り込んだまでは良かったが結局このザマなのである。
ただし、そうは言ってもあまりショックを受けていることもないのだ。むしろ肩の荷が下りた気もしている。面倒なのは各種の手続きと周囲への周知である。
とりあえず締め切りが近い順に手続きを済ませて行こうと思うのだ。
体重79.1kg
BMI 27.9
体脂23.0%
筋肉57.8kg
これまでの療養まとめ ― 2020/11/20
日々の記憶はだんだん薄れていく。年末が近づく前にこれまでの経過をメモしておこうと思う。
【1ヶ月目前半】
仕事に行くときに頭痛が晴れなくなる。はじめて体調不良で休むことにした。この日、妻に弱音を吐いて近所の心療内科を予約してもらい、運良くその日のうちに初診を受けることができた。
翌日はいちど職場に復帰したが、上司のキツイ対応もあり、その日に予約してあった社内カウンセラーの助言もありその日の夕方から長期療養に入ることになる。
この時は「ああ、しばらくあの環境から離れることができる」とそのようにしか考えなかった。
その後の1週間はほぼ寝て過ごすことになる。
【1ヶ月目後半】
さすがに寝てばかりで過ごすのは心苦しくなり、最低限の規則正しい生活を目指すことにする。具体的には日中には布団に入らないことにしたのだ。
そうは言っても眠気はおさまらないので、一日のほとんどを居間のソファで過ごすようになる。この時期にAmazon PrimeやNetflixを見まくる。世間では新型コロナの第一波が流行りはじめる。
【2ヶ月目】
あまりにもソファに座っているのでソファの特定の場所が凹むほどになる。気候がだんだんと良くなり、気分が前向きな日も出はじめる。そうは言ってもまだ寝ている日が多い。
このころはネットで「山林開拓」や「小屋暮らし」を検索し、そんな生活ができないか夢見ていた。
会社からは給与の何割かが支給されているが、その額がかなり少なくて生活が不安になってくるのもこの頃である。
【3ヶ月目】
気分が良い日には多少の外出ができるようになる。久々に車を走らせる。千葉に数回行き、ドライブを楽しんだり、ネットで見かけた格安物件を見学して「山林開拓」や「小屋暮らし」をイメージしてみたりした。
【4ヶ月目】
梅雨に入り、気分が鬱々とする日が多かった。
「山林開拓」や「小屋暮らし」ができないなら、せめていまの自宅で自給自足の真似事でもしてみようとAmazonや100均で野菜の種を買って植えてみることにハマる。しかし雨が多く育たない。今年はとくに雨が続いて晴れ間が少ないのだ、しかもこのあと夏になると例年通りの猛暑で野菜は育ちにくくなってしまった。結局ほとんど収穫はできていない。
正確には覚えていないが、このころから薬の量が増えたように思う。
【5ヶ月目】
それまでは「職場復帰」を多少は考えていたのだが、それを諦めはじめる。というか諦めるというより、考えるのを辞めた。(つづく)
【6ヶ月目】
会社に辞意を伝える。(つづく)
退職金考 ― 2020/11/21
退職金が出たのである。
具体的な金額は記載できないが、その内容に驚いたのであった。
今回退職した大企業に勤める前に、約10年ほど中小企業に勤めたのだが、その際の退職金は「勤務年数×1万円」であった。正確には退職金ではなく退職賞与であったので、退職金はゼロなのだ。
自分ではこの中小企業にはかなり貢献していた気もしていたが、この扱いには正直驚いたのだ。上層部の「社員の皆様のために…」みたいな戯言が本当に戯言であったことが分かった瞬間であった。
それに対し、今回の大企業は1年半しか勤めておらず、実績も全く出していないと言って良いほどであるのにその数倍以上の金額が支給されたのである。定年まで勤めていたらどれほどの金額となったことだろうか。
このことには本当に考えさせられるのだ。
しばしば「日本は中小企業によって支えられている」などという言葉が聞かれるが、もしこの待遇差が一般にまかり通っているとしたら、それは搾取に他ならないのではないだろうか。
もちろん中小企業と大企業の職務内容が同じというわけではないし、仕事に対する緊張感はかなりの差があったことは認めざるを得ない。しかし少し前に騒がれた「老後2000万円問題」など、大企業勤めであれば問題にならないだろうなと思うのだ。
もちろん中小企業でも待遇の良い会社もあるだろうし、大企業でももっともっとブラックな会社もあるだろう。しかしこれほどまでにあからさまな差を見せつけられたのは自分には衝撃であった。
就職氷河期世代としては大企業就職など望むべくもなかったが、なるほどいちど大企業に入った人間がかじりつくのも理解できた瞬間であった。
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