Goto ナーラ ― 2020/10/26
所用があり関西にいったので、併せて奈良を訪問したのである。
奈良といえば日本有数の古都であり、飛鳥時代の建築が残されているのだが、同時に有名観光地でもあるので秋の旅行シーズンなどはゆっくりと歩くのは難しかったのだ。
しかし今回は事情が違う。新型コロナの影響で全てが変わってしまったのだ。宿泊していた大阪から早朝の近鉄電車で奈良に向かうとこんな景色が広がっていたのだ。
東大寺大仏殿である。一部加工しているとはいえ教科書に出てくるような無人状態である。なんというかこれは贅沢を通り越して神秘的でもあるのだ。
そしてこちらは薬師寺東塔である。大規模改修を行っているのだが少し前に仮囲いが取れて美しい姿を拝むことができた。
以前にはこの薬師寺東塔の美しさがよくわからなかったのだ。もちろん裳階の配置などは建築史の基本でもあるので勉強したことはあるのだが、一般の五重塔のほうが美しいと思っていたのだ。
しかし実物を見るとこの美しさがわかる。そして西棟との対比。ぜひ一度現物を見て欲しいのだ。
保田小学校 ― 2020/10/06
今回の遠出の帰路に、以前から気になっていた道の駅・保田小学校に立ち寄ることができたのである。
廃校となった小学校のリノベで、雑誌とかにもかなり紹介されているので有名である。関わった建築家の一人は自分が学生時代に授業を受けたことがあり親近感があるのだ。
計画は機能コンバージョンが主であるが、特徴的な外観は校庭側にアウターフレームとなる外皮を追加していることだろう。もともと避難バルコニーだった場所がサンルームになっているのは素晴らしいと感じた。
内部は宿泊もできるようになっており、この日は平日にもかかわらず数組の宿泊があるようだった。
このあたりの設計については法律や条例はかなり面倒なはずで関係者の苦労が忍ばれる。
なんにせよこの施設を体感できたのは大きな収穫であった。
房総の南 ― 2020/10/05
館山へ ― 2020/10/04
この記事は旅行記カテゴリーとしたが、書いているのは出発までなのである。
今日の夕方から2泊3日で千葉の館山へ出かけるのだが、先日の名古屋一泊旅行はその前哨戦だったのだ。
今年は旅行に出かける機会が無かったのだが、それ以上に他人と宿泊する機会はもっと長い期間ないのである。自称神経質な自分としては今から緊張してしまうのだ。さてどうなるか、明日の記事では何かを書けると思う。
名古屋の草建築 ― 2020/09/30
「草建築」というのは私の個人用語で、野草や雑草のように風景と一体となり、その街の雰囲気を醸成している建築を指している。
今回の記事では名古屋滞在中に宿泊場所近辺で見かけた草建築を紹介するのである。
上の写真は大津通りに面して建てられている伊勢久株式会社の社屋である。素晴らしいレトロさを醸しているのは一見しても分かるだろう。ネットで調べてみると伊勢久株式会社とは歴史もとても長い会社であることが分かるが、このような素晴らしい社屋を残していることが企業のブランド価値をさらに高める時代になってほしいものである。
上の写真は桜通大津の交差点である。正直なところ何を目的に撮影したかは忘れてしまったが、右手前のタクシーはトヨタの「JPN TAXI」で、白色のものは東京では珍しいものである。
最後の写真は超巨大な原爆タイプである。正直なところこの「原爆タイプ」という名称は好まないのだが、故・赤瀬川原平御大の著書には多大な影響を受けたと言わざるを得ないのでこの名称を今でも使っているのだ。
想像をするに、レンガ調のタイルが貼られていないところには近接してオフィスビルなどが建てられていたのであろう。これほど大きい範囲に及ぶのはなかなか見られない。









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