名古屋の草建築2020/09/30


 「草建築」というのは私の個人用語で、野草や雑草のように風景と一体となり、その街の雰囲気を醸成している建築を指している。
 今回の記事では名古屋滞在中に宿泊場所近辺で見かけた草建築を紹介するのである。

伊勢久株式会社

 上の写真は大津通りに面して建てられている伊勢久株式会社の社屋である。素晴らしいレトロさを醸しているのは一見しても分かるだろう。ネットで調べてみると伊勢久株式会社とは歴史もとても長い会社であることが分かるが、このような素晴らしい社屋を残していることが企業のブランド価値をさらに高める時代になってほしいものである。

桜通大津

 上の写真は桜通大津の交差点である。正直なところ何を目的に撮影したかは忘れてしまったが、右手前のタクシーはトヨタの「JPN TAXI」で、白色のものは東京では珍しいものである。

原爆タイプ

 最後の写真は超巨大な原爆タイプである。正直なところこの「原爆タイプ」という名称は好まないのだが、故・赤瀬川原平御大の著書には多大な影響を受けたと言わざるを得ないのでこの名称を今でも使っているのだ。
 想像をするに、レンガ調のタイルが貼られていないところには近接してオフィスビルなどが建てられていたのであろう。これほど大きい範囲に及ぶのはなかなか見られない。

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